性病

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性病

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早期発見・早期治療が大切です

性病・性感染症(STD)は、感染している人との性行為により感染します。病原菌を含む精液、腟分泌液、血液などが、口や性器の粘膜、皮膚などに接触することで感染がおこります。

梅毒

梅毒は、性行為や妊娠(母親から胎児)によって感染する感染症の一つです。
梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌によって引き起こされ、感染部位で硬い丸い潰瘍(硬性下疳)が現れます。
ただし、この症状は自然に症状が消えることもあり、気づきにくく感染を広げてしまうケースがあります。
その他には手足、お腹や背中などに赤い湿疹ができたり、全身の症状(疲労感、発熱、リンパ節の腫れや痛み)があります。
早期に発見・治療することが重要であり、治療せずに放置すると深刻な状態になる可能性があります。
梅毒は皮膚の接触でも感染するため、性行為の際にコンドームを使用しても感染する可能性があります。
最近では、若い女性の間でも梅毒患者が急激に増えている為、当クリニックでは梅毒の早期検査を推奨しております。

【検査について】
症状だけでは梅毒と診断することは困難であり、血液検査にて診断します。

【治療について】
治療には抗生物質の内服や注射を使用します。
抗生物質にアレルギーがある方には、アレルギーのない別の抗生物質を使用することもあります。

■妊娠中の梅毒
妊娠中の梅毒は、胎児への感染リスクがあるため、早期に治療することが重要です。
妊娠中は、胎児に影響のない抗生物質が処方されます。

■治療効果判定
治療の効果判定は抗生剤を使用してから4週間後に再度採血を行い判定をします。
治療効果が不十分であれば、引き続き抗生物質を使用します。
治療が終了しても1年間は定期的に採血を行い、血液検査に異常がないかを確認します。

クラミジア感染症

クラミジア感染症は10-30代で急増している性感染症(性行為でうつる病気)です。
世界的にも最も多い性感染症です。男性では尿道炎、女性では子宮頸肝炎(子宮の入り口の炎症)として起こり、男女とも多くの無症状の感染者がいます。

女性では、
①骨盤腹膜炎(腹痛や発熱など)
②不妊症
③子宮外妊娠
など、様々なトラブルを率い起こします。

子宮頚部に感染している場合20%の方は咽頭にも感染していることがありますので、必要に応じて検査を行います。
また、妊娠中には流早産の原因にもなりますので確実な治療が必要です。治療には抗菌剤の内服治療を行いますが、治らない場合には点滴などを行うこともあります。
3週間後に再検査を行います。また、男女同時に治療を行うことが勧められます。

淋菌感染症

淋菌による感染症です。淋菌は性感染症(性行為でうつる病気)として子宮頸管炎を起こし、不正出血や帯下の増加の原因となります。また、尿道炎を併発することも少なくありません。
感染が腹腔内に波及すると不妊症やひどい腹膜炎の原因となることがあります。
感染者が性行為を行った場合、1回の性行為で30%の確率でパートナーに感染するとされており、男女同時の治療が望ましいと考えられています。
治療には抗菌剤の内服や点滴・注射治療を行います。最近は耐性菌(薬が効かないタイプ)も増えてきていますので、3週間後の再検査が非常に重要です。

膣トリコモナス症

原虫による感染症です。20-50%の方は無症状ですが、泡状の悪臭の強い帯下や外陰部や膣の痛みや掻痒感を伴います。
公衆浴場などでの感染もありますが、性行為によっても感染し再発を繰り返すことが少なくありません。そのため、パートナーと同時の治療および次回月経後の再検査が重要です。
治療は内服治療を行います。この内服治療中の飲酒は腹痛や嘔吐の原因となりますので3日間は禁酒が必要です。

外陰膣カンジダ症

カンジダは健常な人の膣内や皮膚などにも存在しているものであり特殊な疾患ではありません。
セックスによって感染するというよりは、抗菌剤の内服後や、睡眠不足、疲労、ストレスなどをともなうときによく発症します。外陰部と膣の掻痒感や痛み、灼熱感などを伴うことがあります。
酒粕状やヨーグルト状の白色の帯下が増加することが特徴です。抗真菌剤の軟膏や膣上で治療しますが、月経時前などの時期や性交渉経験の有無によっては内服治療を行うこともあります。
ウォッシュレットや石鹸の使い過ぎに注意することも大切です。

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