子宮頸がん予防・HPVワクチン

土日も接種可能な大阪市のHPVワクチンの政府助成(無料)接種について

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HPVとは

ほとんどの方が感染するありふれたウィルスです

ヒトパピローマウイルス(HPV)は皮膚や粘膜などに感染するウイルスの一種で、約100種類以上ものタイプがあります。
このうちの約15種類は子宮頸がんの原因となることが多いので、『発がん性HPV』または『ハイリスク型HPV』と呼ばれています。この『発がん性HPV』に関しても約80%の女性が一生に一回じは感染するような、ありふれたウィルスです。

HPV 16型、HPV 18型は要注意

その中でも、HPV 16型とHPV 18型と呼ばれる2種類のHPVは、20~30代の子宮頸がん患者の約70~80%から発見されており、悪性度高いHPVと考えられています。外陰部、性器に感染するHPVのほとんどが、性行為によって感染しますが、性器のまわりの皮膚や粘膜との密接な接触などによっても感染することがあります。コンドームはHPV感染をある程度予防しますが、100%感染を防ぐことはできません。

ハイリスクHPVのほとんどが自然に消失します

ハイリスク型HPVに感染しても90%以上の確率で体内から自然に消失するため(恐らくHPVに対する免疫ができるため)、HPVの持続感染が起きず、子宮頸がんに進展するのはごくわずかです。(下左の図)
またHPVの感染から子宮頸がんになるまでには、数年~十数年と長い時間がかかるため、定期的な子宮頸がん検診で十分発見することができます。
定期的な検診により、がんになる前の状態(前がん病変)を発見し、治療することが可能です。

HPV感染と子宮頸部病変の発生割合  子宮頸がんになるまで

子宮頸がんとは

子宮の入り口付近にある、「子宮頸部」にできる”がん”を、「子宮頸がん」といいます。

子宮頸がんになった場合は、子宮や子宮のまわりの臓器を摘出しなければならなくなることがあります。たとえ妊娠、出産を望まなくても、後遺症が残り仕事や生活に影響するなど失うものは大きいです。
もっと進行してしまった場合は、生命そのものに重大な影響を及ぼす可能性があります。
しかし、子宮頸がんは原因や過程がほぼ解明されている為、予防する事が可能です。また、定期的な検診で、がんになる前に発見し、子宮を失わずに治療することができます。

子宮の内腔、「子宮体部」にできるがんを「子宮体がん」と言います。

別名「子宮内膜癌」と呼びます。この2種類のがんは、原因や発症しやすい年齢・特徴・治療法などがそれぞれ異なります。
*子宮の内膜がガン化することですが、毎月月経が起こっていれば子宮の内膜は新しい状態を常に保ちます。この内膜が古くなると内膜がんが発生しやすくなります。当院では子宮がん検診の際に子宮内膜の状態、卵巣の機能の状態を併せて超音波にて観察することで子宮体がんのチェックも行っています。(子宮内膜の異常が見られる場合は内膜細胞診も併用することがあります。)

子宮の構造と女性性器がんの種類

子宮頸がん予防ワクチン

HPV(16型、18型)の感染を予防するワクチンがあります。

現在の予防ワクチンは、予防効果しかありません。現在既に感染してしまっている方にとって、ウィルスを追い出す、つまり治療的な効果はありません。

サーバリックス(16,18型)とガーダシル(16,18型と6,11型)の2種類のワクチンがあります

現在、日本でに認可されているのはサーバリックスのみです。ガーダシルは2011年夏までには認可される予定です。
【サーバリックスとガーダシルの違い】
どちらのワクチンも16型、18型の予防のみの効果があります。16,18型以外にもHPVは同じような遺伝子構造を持つため、それ以外のウィルスにも若干の予防効果が知られています(クロス・プロテクション)。サーバリックスは免疫効果が永く持つように特殊な工夫がされています。一方、ガーダシルは16,18型に加えて尖圭コンジローマの原因ウィルスである6、11型のHPVに対しても予防効果があります。

筋肉注射、半年で3回の接種が必要です

肩に近い腕の筋肉に注射します。1~2回の接種では十分な免疫能ができないため、半年の間に3回の接種が必要となります。接種期間の途中で妊娠した際には、その後の接種は見合わせます。

接種スケジュールと感染予防効果  接種スケジュールと感染予防効果

接種後にみられることがある症状

ワクチンを接種した後には、注射した部分が痛むことがあります。
注射した部分の痛みや腫れは、接種したワクチン(異物)に対して防御する仕組みが働くために起こるものです。通常、数日間程度で治ります。
*その他の副作用として失神が報告されています。注射に対して過度に緊張される方がいらっしゃいます。その過緊張が失神の原因になります。海外では中学校で集団接種が行われています。その集団の環境が”集団暗示”の状態を作り、集団で失神を起こしたという報告があります。

ワクチンの効果はいつもであるのでしょうか?

現在、ワクチンを3回きちんと接種した人では、最長で6.4年間は、HPVの感染を防ぐのに十分な量の抗体ができていることがわかっています。恐らく10年以上のその効果が持続すると考えています(まだ実用化されて10年の歳月が経っていませんので、あくまでも推測です)。

子宮頸がんの予防のための約束

子宮頸がん予防ワクチンを接種することでHPV 16型とHPV 18型の感染を防ぐことができますが、全ての発がん性HPVの感染を100%防ぐことはできません(恐らくクロスプロテクションも含めると約70%は防げると思われます)。
完全に防ぐには、子宮頸がんワクチンの接種だけではなく、定期的な検診を受け前がん病変のうちに見つけることが重要です。
ワクチン接種後も、最低でも年に1回は子宮頸がん検診を必ず受けるようにしましょう。

費用・ご予約

2011年1月11日より1回接種費用(診察料込み)16,000円となります。

初回、2回目、3回目それぞれ16,000円(税込み)です。現金のみの取り扱いになります(クレジット不可)。

3回を一度にお支払いされる場合は45,000円(税込み)になります

現金のみの取り扱いになります(クレジット不可)。2回目以降接種されない場合にもご返金はお受けしておりません。また接種有効期限は初回接種より9ヶ月以内となります。

HPVワクチンの全国的な品薄のため、接種希望の方は予約が必要です。

接種ご希望の方は
06-6359-7771までお電話ください。
接種後約30分間クリニック内で安静が必要です。
そのため、HPVワクチン接種の受付時間を
平日10:00〜12:00(水曜日を除く)、15:00〜18:30
土日10:00〜13:00とさせていただきます。
上記に時間外の受付の方の場合、ワクチン接種をお断りすることがあります。

ワクチン接種の前には子宮頸がん検査、HPV検査を受けましょう!

現在HPV感染者には無意味?

このワクチンは予防効果のみです。HPVを排除する効果はありません。
そのため事前の子宮がん検診、HPV検査をお勧めします。

ワクチン接種希望者には特別料金で子宮頸がん検査およびHPV検査を行っています。

【子宮頸部がん検査+HPV検査+超音波検査(子宮、卵巣のチェック)】14,000円のところを10,000円にプライスダウン
 通常の婦人科検診と同じように内診台で行います。
 子宮頸部がん検診は最新の液状化細胞診(LBC)で行います。
 HPV検査はPCR法でハイリスクHPVを検出します。
 検査結果は約1週間で報告可能です。